読了

哲学の謎 (講談社現代新書)

哲学の謎 (講談社現代新書)

文体自体は易しいのでサクっと読めた。読むには読めたが、内容はやはり難しいというかよく分からない。
よく分からないのも当然で、なぜなら答えが無いから。例えば、

  • 私の存在を世界中の人が忘れたもしくは知らないとしたら、私は存在することになるか?
  • 過去として覚えている記憶は、本当に実在したか?
  • 私が言う「夕日の赤さ」とあなたが言う「夕日の赤さ」は等しいものだろうか?

なんていくら考えたって答えは出てこない。
実は普段から結構こういうことを考えてたりするんだけどいつもまとまらなくて発散してしまう。
本を読んで思ったけど、哲学って思いのほか面白いのかもしれない。
関数型言語でも勉強したらできるだろうか、哲学的プログラミング。